最近のノートパソコンやタブレットには、USB Type-Cポートしか搭載されていないものが増えてきました。便利な反面、「今までのUSBメモリが使えない」「HDMIが挿さらない」といった戸惑いも多いですよね。
そんな時に活躍するのが「USB Type-C対応ハブ」です。でも、初めて買うとなると「何を基準に選べばいいの?」と迷ってしまいがち。
そこで今回は、初心者の方でも失敗しないType-C対応USBハブの選び方をわかりやすく解説します。
① まず確認!使いたい機器・目的をはっきりさせる
USBハブにもいろんなタイプがあります。以下のような目的を考えてみましょう:
- USBメモリやマウスを接続したい
- HDMIで外部モニターに映したい
- SDカードを読み込みたい
- ノートパソコンを充電しながら使いたい
「全部使いたい!」という方は多機能タイプのハブを選ぶのが安心です。
② ポートの種類をチェック
一般的なUSB-Cハブに搭載されているポートには、以下のようなものがあります:
ポートの種類 | 主な用途 |
---|---|
USB-A(2.0/3.0) | マウス、USBメモリ、プリンターなど |
HDMI | モニターやテレビへの映像出力 |
SDカードスロット | デジカメの写真読み込み |
USB-C(PD対応) | ノートPCやタブレットの充電 |
LAN(RJ45) | 有線インターネット接続 |
欲しい機能に合わせて、必要なポートが揃っているか確認しましょう。
③ Power Delivery(PD)対応か確認しよう
USB-Cポート1つしかないノートPCにハブを使う場合、充電しながら使いたいですよね。
そのためには「PD(Power Delivery)対応のUSB-Cポート」があるハブを選びましょう。
⚠ 注意点:すべてのUSB-CポートがPD対応ではないので、必ず「PD対応」「最大○W給電」などの記載をチェックしてください。
④ 対応OS・機種を確認する
ハブによっては、Windows・Macのみ対応のものや、一部Androidタブレット・スマホには使えない製品もあります。購入前に、お使いの機種と対応しているかを確認しましょう。
⑤ 信頼できるメーカー・レビューを参考に
ノーブランド品は安価ですが、発熱や接続不良が起きやすいことも。
エレコム、Anker、サンワサプライ、UGREEN、Satechiなど、信頼できるメーカーを選ぶのが安心です。
Amazonや楽天のレビューを見て、実際の使用感をチェックするのもおすすめです。
✅ まとめ:迷ったら「多機能+PD対応」が安心!
初心者の方は、次のポイントをおさえたUSB-Cハブを選ぶと間違いありません:
- USB-A、HDMI、SD、PD対応USB-Cが揃っている
- 自分の使いたい機能が網羅されている
- 対応機種に自分のパソコンやタブレットが含まれている
- レビューや信頼性の高いメーカー製
USBハブが1つあるだけで、パソコンの使い勝手がぐんと広がります。ぜひ自分に合った1台を見つけて、快適なデジタルライフを楽しんでください!